月と宵の明星と (2004/02/23)

ども、こんばんわ。というか、無茶苦茶ご無沙汰しています。とんでもないことですが、これが今年開けてからの初更新になるんですね。ちなみに一昨年は元旦が初更新でしたが、去年は1月29日。毎年一か月ずつ遅れてます。

あんまり自慢になるようなことではないと思うんだが。

そりゃそうなんだけど。でもこの調子だと、来年の初更新は春先ってことになるのかな。前科が結構あるだけに、かなりシャレになってないわね。いや、まぁ、他人事のように言ってる場合じゃないのはわかってるんだけど。

このままだと、ドツボにハマっていきそうだな。さっさと次行け。

えっと、そうします。さて今日の浜松は、昨日の雨とはうってかわって見事な晴天でした。風はとんでもなく強かったんですけど、暖かい一日でしたね。関東から西はどこでもそうだったようで、大分県では夏日を記録したそうです。

ところが北に目を向けると、軒並み大荒れだったようで。北海道の新千歳空港は滑走路1本が閉鎖だそうな。

日本って、ホントに気候の変化が豊かなところだなぁと思う一幕よね。交通が乱されまくった地元の方にしてみれば、たまったもんじゃないだろうけど。今のところ、ニュースになりそうな大きい事故が起こっていないのは僥倖かな。

宮城県では看板や屋根が飛ばされたり停電が起こったりしているようだな。

さて話戻して浜松の方ですが。先ほどの通り、今日は見事な晴天でした。微妙に明るいのと、あたしの目が悪いのとであまりたくさんは見えませんが、星空がすっごくクリアでした。南の空に鎮座するオリオン座は見事でしたね。

オリオン座の西側には牡牛座のアルデバラン。そのままのばすと"すばる"と火星、さらに西に行って金星。くっ、イヤな記憶が。

そういえば先日、こヤツは西の空高くに浮かぶ明るい星を木星か土星のどちらかだと言い切っておりました。あとから星図を見直してみれば、紛れもなく金星。そりゃ、あれだけ見事に輝く星が他にあろうはずもなく。

あーそーだよ。今は-4.2等で高くに上る、絶好の観測時期だよ。

ちなみに、木星は東の空のちょっと低いところで輝いています。土星はオリオン座の左上の明るい星。どちらも全然別の方向ですね。火星は金星の幾分近いところにありますが、ずいぶんと元気がなくなっています。

最接近から半年過ぎたからな。そりゃ暗くもなるだろ。

それでもまだ1.1等あるんだけどね。まぁ、そこら辺の星と一緒というのはちょっと寂しいというか。でもこちらはNASAの探査機ががんばってるし、まだまだホットよね。で、地上のあたしたちはちょっと浮気して、その西に浮かぶ金星に心奪われる、と。

細い月の傍に浮かぶ宵の明星。いや、見事かな。

いやほんと、今日の月と金星の取り合わせは見事だったわ。写真に撮っておけばよかったと思っても後の祭り。この原稿書いてる時間帯だと、とっくの昔に沈んじゃってるもんね。絶好のシャッターチャンスだったのになぁ。

月と金星をほどよくフレームに収めようと思うと、本当は今日がベストだったんだが。

明日でもまだ何とかなるんじゃないかな。幸い、全国的に晴れそうだし。今日くらいちゃんと見えるかわからないけど、海岸にでも行ってみたいわね。中田島砂丘だったら周りに明かりなんかないし。

久し振りにカメラと三脚でも持ち出してみるか。

普通、天体写真って言ったら、望遠鏡とか赤道儀とかが必須だけどね。月とか金星だったら十分明るいし、あんまり重装備じゃなくてもそれなりの写真が撮れるかもね。何年か前に満月撮ったときは、シャッタースピード最速にしてたし。

満月がだいたい-12等前後に対し、今の金星は-4等。光量で言えば4桁近く違うぞ。

うーん、そう考えると、カメラだけでまともに撮れるか怪しいかなぁ。シャッタースピードを遅くすれば何とかなる気がするけど。まぁデジカメだし、とりあえず撮りまくってみればいいんじゃないかと。

それもそうだ。

ものは試しと言うし、一度やってみればいいんじゃないかと。というわけで今回は宵の明星についてぐだぐだと語ってみました。相変わらず支離滅裂な内容だなと思いつつ、ここらで失礼します。