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新型iMac-ろくろ首? (2002/01/11)

葉月

皆様、こんばんわ。ここしばらくは病気などの身体関連のネタでお送りしてきたんですが、今回は久しぶりにコンピュータ関連でいってみたいと思います。しかしこの業界、相変わらず動きが激しいですね。ホントにちょっと目を離していただけなのに、浦島太郎さん状態になっています。

guicheng

俗に、他の業界の5倍のスピードで動いていると言われる。

葉月

何気なくYahoo!ニュースに目を通しただけなんですが、いやもう、出るわ出るわ。MSNからのお知らせメールが実はウィルスだとか、.NETを標的にするウィルスが見つかったとか。あ、なんかウィルスばっかですね。

guicheng

ハナから信用なんかしとらんが、MSは大丈夫なのかねぇ。

葉月

えーと、では、他のトピックスでも探してみますか。んーと・・・ゲートウェイの債券が格下げの憂き目にあっています。また、Motorolaの仙台工場は閉鎖が決定しました。うーん、暗い話題が多いですね。

guicheng

お前、わざとやってるだろ。

葉月

さて、気を取り直して。この時期の大きなイベントといえば、サンフランシスコで開催されていた「Macworld Conference&Expo」が思いあたります。Macworldは年明け恒例のイベントで、今回は1月7日から11日までの日程で開催されました。

guicheng

当初は8日開催だったが、一日前倒しになって会期が延びた。

葉月

Appleといえば情報統制が無茶苦茶厳しく、噂系サイトでも根拠の希薄な予想を立てるので精一杯でした。しかし今回はApple自身がMacworld開催に合わせてカウントダウンを行い、ユーザーを煽っていました。

guicheng

たとえばMacworld前日のAppleサイトトップページ。「Just one more sleepless night.(眠れない夜はあと一日だけ)」

葉月

当然、ジョブス氏の基調講演で新製品が発表されるであろうことは確実だったわけですが・・・やはり出ました。液晶モニタ搭載の新型iMacです。かねてからiMacが液晶に移行することは噂になっていましたが、ついに実現されたようです。

guicheng

もはや、何も言うまい。

葉月

約一名、そこであきれかえっておりますが、非常に斬新なデザインであることは認めざるを得ません。まぁ、間違いなく市場ウケはするでしょうね。えー、あたしの感想としては、なんつーか、えーと・・・微妙。

guicheng

ろくろ首だろ。

葉月

さて機能に関して新型iMac最大の特徴は、iMacとしては初めて搭載された液晶ディスプレイでしょう。15インチのTFT液晶パネルは1,024×768ドットの表示が可能で、本体とはフルデジタル接続されています。つまり、画像を非常に鮮明に表示することができます。

guicheng

色の再現性はどんなもんなんだろな。

葉月

他にも初回起動OSがMac OS Xになり、最上位機種ではDVD-R/CD-RWスーパードライブを搭載するなど、多くの特徴を持っております。しかしお値段は・・・。最上位機種が224,800円というのはWindows陣営とほぼ同等なんですけど、最低機種でも159,800円というのはちょっと。

guicheng

今のご時世、ディスプレイ付きでも10万は切るぞ。

葉月

液晶だから仕方ないと言えば確かにそうですけどね。デザインで売るんだ、という反論もごもっともです。しかしこのデザイン、盗作疑惑が出ております。バンサン・ジュネジャン氏が半年以上前に掲示したデザインと非常によく似ているとのことです。

guicheng

本体部分の形が若干違うが、氏のラフを元に新型iMacをデザインしたとしても頷ける。

葉月

Appleは新型iMacの制作に2年かけたと述べているそうですが、ジュネジャン氏がかのラフを投稿してから半年。少なくともPC/AT互換機の世界では、開発期間としては余裕に思いますね。全くの偶然とも考えられないこともありませんが・・・。

guicheng

Appleロゴやコネクタの位置まで同じでは、説得力に欠けると思うが。

葉月

なんにせよ、Apple側のコメントを聞いてみたいですね。G4 Cubeの時もひび割れ問題でいろいろとゴタゴタ起こしていますし、この一件の収め方いかんでは信用問題に発展すると思いますが。

guicheng

少なくとも、小売店はハナから信用しとらんがな。

葉月

さて今回は、新型iMacについてお送りしました。賛否両論あるかと思いますが、その行く末はユーザーが決めてくれることでしょう。門外漢としては、外から静観させていただくことにします。それではまた。

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LastUpdate : January 12, 2002